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エネルギー転換

電気化学的塩分解(ソルトスプリッティング)

デノラの先進的なソルトスプリッティング技術により、塩化リチウムまたは硫酸リチウムから高純度の水酸化リチウムを回収し、効率性と持続可能性を最大化します。

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電気化学的塩分解(ソルトスプリッティング)は、電気とイオン交換膜を用いて、電解セル内で塩水を構成酸と塩基に分離する技術です。

電気を流すことで、溶液中のイオン(陽イオンおよび陰イオン)が膜を透過しそれぞれの区画へ移動します。、その過程で水の分解反応が起こり、酸および塩基が生成されます。

このようなプロセスにより、硫酸リチウム(Li₂SO₄)や硫酸ナトリウム(Na₂SO₄)といった有価物を回収し、それらを水酸化リチウム(LiOH)や水酸化ナトリウム(NaOH)へ転換することが可能になります。また、テトラメチルアンモニウムクロリド(TMA-Cl)をテトラメチルアンモニウム水酸化物(TMA-OH)へ変換することもできます。

これらの製品は、リチウムイオン電池の製造、パルプ・製紙産業、半導体製造などの分野において不可欠な材料です。

数十年にわたる電気化学分野の専門知識を持つデノラは、そのノウハウを実用性へと昇華させ、ソルトスプリッティングを実用的で、信頼性が高く、高効率な技術へと進化させました。

当社独自のシステムは、以下のような具体的な価値を提供します。

主要な運転変数と最適化

ソルトスプリッティングの性能は、相互に関連する複数の要因に左右されます。

  • 電流密度:単位面積あたりに流れる電流量を指します。電流密度が高い場合、セルのエネルギー消費(OPEX)に影響を与える一方、電流密度が低い場合は設備投資(CAPEX)が増大します。

  • 塩および塩基の濃度:供供給される塩水の塩分濃度や、塩基または酸の濃度は、電解セルの効率に影響を与えます。さらに、高濃度の酸は陽極の寿命に影響を及ぼす場合があります。

デノラは、設備毎に、これらの変数を最適化し、収率、エネルギー消費、そして膜の寿命のバランスを最適な形で実現しています。

循環性(サーキュラリティ)の重要性

電気化学的塩分解(ソルトスプリッティング)は、既存プロセスに代わる持続可能な選択肢を提供します。

これにより、以下が可能になります。

  • 酸や塩基のストリームを廃棄するのではなく、回収して再利用すること

  • 高濃度の塩を含むストリームを処理し、水、酸、または塩基を回収することで、無駄を削減すること

  • 産業分野(紙・パルプ、電池材料、スペシャリティケミカルなど)において、資源効率の向上と廃棄物発生量の低減に貢献すること

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